カルトな宗教儀式
日本にはお盆とは別に死者の魂を慰める宗教儀式がある。
それが殺人犯を生け贄として捧げ、被害者の霊を浄化させる「死刑」という儀式である。
遺族達は「死刑」によって死者を慰め、事件に区切りをつける。
そもそも江戸時代には仇討ちが認められていたくらいで、殺されたら殺すはハムラビ法典由来でもなんでもなく、日本人の古来からの宗教儀式なのである。
死刑制度は犯罪の抑止力にならないという説もあるが、生首晒すわけでもなく、公開処刑にして小突き回してチンポ切って腸で縄跳びすれば流石に「腸で縄跳びはヤだな」と思って抑止力になるのではないか。
アメリカとか死刑のない州でもその場で射殺はするのだから外国はどうだというのはあまり説得力がない。
TV見てたら死刑の順に当確出してたからついに真理党が当選したのかと思った。
幸福実現党は羨ましく思ったのではないか。
当選したら麻原ダルマに目書いて「これで両目が見えるようになった。ヨカッタヨカッタ」とやったのだからこれでは抑止力になる訳がない。
オウムがなんであんなことやったのかと未だに話題になるが、あれはハルマゲドンだったのだ。
空中浮遊だって本当に飛んでることにしたかったのだが本当には飛べないので静止画でごまかしたのだ。
いわばマジックのネタばらしである。無粋である。ハルマゲドンで押し通せば良かったのだ。
それにしても信者達はどう思ったのだろう?
ハルマゲドンとか世紀末とか世界の終わりとかバンド名を連想させる意味合いとは別に、何かとんでもないことになって、世の中ひっくりかえって新しい時代が始まる的な妄想を抱いていたとしたら現実にはこんなものかと拍子抜けしたのではないか。
どうかしたらその場で洗脳が解けてたんじゃないか。
大体地下鉄サリン事件なんて死者13名である。死刑囚13人なら1人1殺だ。組織犯罪の割には作業効率悪すぎないか?
植松君なんて一晩で19人殺してるんだぞ。エリート集まって何やってんだ。
上祐もロシアに売ろうとして困ったんじゃないか。
サリンなんて殺傷能力弱い兵器使い物にならんよ。
それよりカラシニコフ作れよと。
どこかの企業でも技術屋が自信満々に作ったシステムが営業にダメ出しされるとかよくあるじゃない。
これだから技術屋はとか言われるんだよ。
それでどうしたかというとサリンは確かに殺傷能力弱いけどパニックは起こせますよと。
キチガイがナイフ振り回して13人殺しても「ああ、キチガイが暴れたね」で話は終わるけど、サリンだったら法律変わりますよ、革命ですよと。
ロシアにアピールするためにやったんじゃないか。
もうひとつの可能性として、あれは当初は政治家狙ったんじゃないか。
サリンは霞ヶ関にまいてるんだから、政治家殺すのが目的だったんじゃないか。
当初は国会議事堂にまこうとして、なんか警備が厳重で無理ゲーですと。
それ聞いた麻原がブチ切れて「じゃあもういいよ、地下鉄で!」と。
よく考えたら政治家が地下鉄使ってるわけないじゃんみたいな微妙に現実と折り合いつけながら妥協の産物だった可能性もある。
まあ、とにかくローコストで大量殺人狙うなら飛行機乗っ取るのが一番だよね。
もろとも自爆する覚悟とかばれたらアンプル飲むとか、微妙にヘタレなのが敗因だよ。
ヘタレが死刑で殺してもらえる制度って問題があるんじゃないか?
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